高品位音源とは

最近、街中を歩いていてたくさんあったはずのCDショップがかなり無くなっていると気が付いたでしょうか?確かに普段の生活圏内にはレコード&CDショップが殆どありません。まさに驚愕の事実です。それは最近の音楽購入方法の主流が音楽配信サービスに移行しているからです。

 

スマホなどで音楽を聴いている人の大半は「MP3」、「AAC」などのファイルを音源にしていると思います。これでもかなりいい音ですが、もっといい音で聴きたいというユーザーは必ず出てくるものです。

 

そうした需要がある中で、最近はPCオーディオが盛り上がってきているのです。CDを超える音質が売りの「ハイレゾ音源」での配信がスタートしています。

 

「ハイレゾ」とは、「High・高い」、「Resolution・解像度」という意味で、つまり、ハイレゾ音源は「High Resolution音源」、「高解像度な音楽データ」となります。

 

ではどの程度高解像度なのか、となりますが、これは元の音源にもよりますが、大体普通の音楽CDの約3倍~6.5倍の情報量となります。音楽CDは「44.1kHz/16bit」なのですが、それの約3倍の情報量となる「96kHz/24bit」、約6.5倍の情報量となる「192kHz/24bit」のハイレゾ音源を再生できます。

 

そのため、スタジオで録音された原曲にかなり近い高音質となり、従来のCDでは再生できないような臨場感を表現する事ができます。そして、大容量データなので、ネット上で販売・配信が行われるようになったのです。